ちくさ病院

〒464-0075
愛知県名古屋市千種区内山2丁目16番16号
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千種区の紹介

地区医師会だより

  • この記事は平成29年の愛知医報に掲載された記事です。

    千種区医師会の加藤豊と申します。
    今回は千種区の紹介ということで今はやりのブラタモリ風に千種区内を散歩してみたいと思います。

    私の家は千種区の池下にあります。近くに今池という地名もありますので池、池、と連呼するからにはどこかに池があるはずです。しかし残念ながら池らしい池はどこにもみられません。調べてみるとこのあたりは名古屋城の築城で追い出された名古屋村の住民が移り住んだ開拓地のようで、小川をせき止めて人工の池を造ったようです。蝮(まむし)が群がっていたので蝮が池とよばれたその池は江戸時代に拡張されて池下から田代にまたがる巨大な池になったようです。
    池は大正10年に埋め立てられ現在ではグランドメゾン池下ザ・タワーという高級タワーマンションが建っています。
    医師会の先生方には池の跡地に建てられたこのマンションにお住いの方も多いと聞いておりますが地震などで倒れてくると私の家はペッシャンコなので他の方角に倒れていただきますようよろしくお願いいたします。


池下駅に建つタワーマンション。

手前の池下駅の上は公営住宅になっていて僕が往診に行くと「今日は間にあってます。」と言って
扉にカギをかけてしまうバァさんが住んでいる。
さて、歩をすすめて日泰寺のほうへ向かいます。
途中にあるのは古川美術館といい、古川為三郎氏が住んでおられたお家に入館することができます。資産1兆円といわれた資産家のお住いなので誠に麗しい佇まいですが、この家のために名古屋市の地下鉄が池下から一社まで地下に潜ることになったことを思うと感慨もひとしおです。
ただこの地域の地下鉄は深度が浅いようで、我が家の1階で寝転がっておりますと地下鉄の行き来する音がドップラー効果付きで楽しめます。それでも頭の上を通られるよりはまだマシか、と古川さんには日々感謝をいたしております。

古川為三郎邸(現古川美術館・別館)。

「俺の頭の上を電車が走るなど、けしからん。」と言われたので地下鉄東山線が地下に潜ったという言い伝えが残っている。
日泰寺を通り過ぎて次に皆様にご紹介したいのは城山町です。
この地域は千種区の中でも緑豊かな。。。といえば聞こえが良いのですが空き家率が高く、そのような家々は緑に飲み込まれようとしています。その風景はあたかも風の谷のナウシカに出てくる「腐海」を思わせるような情景です。
以前医師会のお仕事で千種警察署にうかがった際、千種区は空き巣被害が特に多いというお話をお聞きしました。窃盗団の本部が大阪にあり、千種区まで出張に来ているそうなのです。千種区民は大阪府民から見ると獲物なのでしょう。千種区にお住いの会員の先生方、なにとぞご自愛ください。


腐海に沈みつつある町、城山町。右も左も加藤さんのお家ばっかりで家内は「加藤山」と呼んでいる。
ちなみに加藤という姓は尾張地方で瀬戸物を焼いていた人たちの姓だと言われている。
わが加藤家のルーツも、もしかしたら加藤山なのかもしれない。
「ここも腐海に飲み込まれてしまったか、、、行こう。じき蟲がくる。」とユパさまを気取りながら我々は城山八幡宮へと向かいます。
今回特別にこの神社をご案内させていただきます理由は、この神社がご霊験あらたかであるからです。
参考までに私の経験をお話しさせていただきます。

私は小学生のころより初詣といえば城山神社に詣でるのがしきたりとなっていました(歩いて行けるから)。ところが大学入試の年、「神を信じて神を頼まず」と言った宮本武蔵の言葉を思い出しあえて初詣をしませんでした。男子高校生らしい青臭い思い上がりでしたが、結果は散々、共通一次試験で足切りを食らい高校卒業前に浪人が確定してしまう有様でした。深く反省をした私は次の年、元旦の朝一番に初詣を行い平身低頭、昨年の非礼を詫び今年こそは合格させてくださいとお祈りしました。おかげでその年は医学部に合格することができましたが、それ以来留学中を除いてこの神社の初詣を怠ったことはありません。
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    城山八幡宮。うっかりお参りをすると一生参拝を続けなくてはならない。

詣でるときにはいつも家族の健康だけお祈りしていましたが、5年前ある方から「神様は忙しいのだからお願いばかりされるとくたびれてしまう。詣でるときはあまりお願いをしないように。」というお話を聞きましたので、その年はあえてお願い事をせず「今年もよろしくお願いいたします。」とだけお祈りいたしました。
するとその年は母が癌になったのをはじめとして家族が次から次へと病気をしてしまったため翌年からはきちんとお願いをするように決めております。
たとえば「まず家族の健康をお願いします。お金も欲しいです。もっと下さい。あ、でも私が交通事故で死んでしまって保険金がたんまり、なんていうオチはよしてください。つぎに、、、」と念を押すように一つ一つしっかりとお願いをしております。ここの神様はこれぐらいやらないと危ないです。
まだまだご紹介したいスポットが千種区にはたくさんあるのですがスペースの関係もあり本日はここまでにさせていただきます。千種区を今後ともよろしくお願いいたします。