ちくさ病院は、二次救急医療、各種検査・健康診断、地域包括病床にて社会復帰を目指したリハビリテーション、在宅診療の提供など患者様の入院から在宅医療まで、あらゆる生活ステージで健康を見守り、豊かな地域つくりに貢献しています。
ちくさセントラルクリニックとちくさ病院の物忘れ外来にTDASプログラムが導入されました。
“TDAS”とは、タッチパネル式認知機能評価法のことです。鳥取大学医学部教授の浦上克哉先生が米国の“ADAS”スケールを元に考案された簡便な認知症評価方法です。認知症、特にアルツハイマー型認知症の進行度合いや薬物などによる治療の効果を検出する指標として有用であることが示されており、現在、世界的に使用されています。
それまで行われてきた長谷川式認知症スケールやMMSEに比べ、より詳細に認知症の変化の具合を把握することができます。当院では特に、認知症と健常人の境界領域(MCI)の方の発見に力を発揮しています。