主な対象となる状態は、脳血管障害、神経筋変性疾患、関節の障害、骨折、内科疾患治療後の廃用症候群であり、そのような患者様に対し、ベッド上での基本的な運動からリハビリテーション室での各種動作訓練に加え、院内の廊下や階段、屋外での実践的な移動動作訓練、実際のトイレや病室内での日常生活に即した訓練などを取り入れています。 加えて、コミュニケーションや摂食機能に関する検査・訓練なども取り入れており、幅広いニーズに対応できるリハビリテーションの提供を行っています。
また、個々の患者様の状態や退院後の環境にあわせたリハビリテーションを実施するとともに、患者様本人から「歩きたい」「自立したい」「生活の中での不便を減らしたい」というような前向きな気持ちを引き出すことも大切にし、生活の質の向上や在宅復帰、社会復帰に向けての支援に努めています。